BUFFALO WLAE-AG300N

BUFFALO WLAE-AG300N をゲット!

  1. 2016年7月23日、 WonderREX 那珂店 のジャンクコーナに BUFFALO WLAE-AG300N が転がっていました。 2016年11月12日にも WonderREX 那珂店 のジャンクコーナに同じ BUFFALO WLAE-AG300N が税込300円で転がっていました。 こちらも入手し正常動作することを確認しました。

  2. アパートに持ち帰りチェック

  3. IEEE802.11a/b/g/n 対応 Wi-Fi 子機です。 [5GHz 300Mbps] or [2.4GHz 300Mbps] です。



端子やボタン、ランプなど

  1. アンテナ

  2. AC 電源端子

  3. POWER ボタン (トップ面の上側サイド)

  4. RESET ボタン (トップ面の右側サイド)

  5. AOSS ボタン (トップ面の左側サイド)

  6. FUNCTION ボタン (トップ面の左側サイド)

  7. LAN 端子 (トップ面の下側サイド)

  8. [WIRELESS] ランプ (トップ面および上側サイド)

  9. [STATUS] ランプ (トップ面および上側サイド)



使ってみました

  1. 外観

  2. 2.4GHz / 5GHz を切り換えて使います。

  3. WLAE-AG300N には [子機] [親機] [中継器] の3つのモードがあります。 右はその概念図です。

  4. 難解 な 管理画面での Wi-Fi 設定

    1. 最初に

      • [Wi-Fi マスタ] [Wi-Fi スレーブ] のように記述しています。

      • [Wi-Fi マスタ] は WLAE-AG300N が Wi-Fi 親機動作、[Wi-Fi スレーブ] は WLAE-AG300N が Wi-Fi 子機動作することを現します。

      • 単に [親機] [子機] として記述すると、この言葉はあちこちに違う意味で出てきて紛らわしいのです。

    2. いろいろ試行錯誤してみました

      • ともかく、ドキュメントが簡素すぎて、必要とする情報が書かれていないのです。

        • 設定項が何に影響するのか判らず、試行錯誤を繰り返して判明するのに1時間以上かかりました。

        • ドキュメントがシッカリしていれば、そう難解にならなかったと思います。 改善を望みます。

      • 管理画面で [無線設定] タブをクリックすると Wi-Fi 設定できます。

        • [11n/a/g/b] 画面は、[Wi-Fi マスタ] 設定のようです。

        • [エアステーション間接続] 画面は、[動作モード] [Wi-Fi スレーブ] 設定のようです。

          • [親機/子機指定] で動作モードとして [親機] [子機] [子機 (EC)] のいずれかが設定できます。

            • [子機 (EC)] とは何だろう???

            • [子機] と [子機 (EC)] は何が違うの???

    3. 結局、解ったこと ・・・ 試行錯誤して得られた情報の整理のため、確実かどうかは保証致しかねます。

      • [11n/a/g/b] 画面

        • [Wi-Fi マスタ] の設定ができます。

        • [無線機能] にチェックを入れると、[Wi-Fi マスタ機能:ON] となります。

        • [無線機能] のチェックを外すと、[Wi-Fi マスタ機能:OFF] となります。

      • [エアステーション間接続] 画面

        • [動作モード] [Wi-Fi スレーブ] 設定ができます。

        • [親機/子機指定] で動作モードを指定し、[親機] [子機] [子機 (EC)] を選択できます。

          • [親機] で親機モードになります。

            • [Wi-Fi スレーブ機能:OFF] となります。

            • [Wi-Fi スレーブ] 設定項目がグレーアウトして設定できなくなります。

          • [子機] または [子機 (EC)] で、子機モードまたは中継器モードになります。

            • [11n/a/g/b] 画面で [無線機能] のチェックを外すと、[Wi-Fi マスタ機能:OFF] となり、子機モードになります。

            • [11n/a/g/b] 画面で [無線機能] にチェックを入れると、[Wi-Fi マスタ機能:ON] となり、中継器モードになります。

          • [子機] [子機 (EC)] の違い

            • [子機] では SSID が [BUFFALO を示す MAC アドレス] の Wi-Fi 親機のみ認識します。

              • BUFFALO の Wi-Fi 機器のデフォールト SSID は MAC アドレスです。

              • MAC アドレスにはメーカが判るベンダー ID が埋め込まれています。

              • BUFFALO の Wi-Fi 親機であっても、SSID をデフォールトから変更していると [子機] では認識しません。

              • このモードでは BUFFALO Wi-Fi 親機で扱う全てのプロトコルで通信できるらしいです。 詳しくは判りません。

            • [子機 (EC)] では SSID に関係なく全ての Wi-Fi 親機を認識します。

              • EC とはイーサーネット・コンバータの略らしいです。 あまり意味がないような ・・・

              • 一般的な Wi-Fi 親機では [子機 (EC)] で使うのが正しいです。

          • [エアステーション間接続機能] のチェックを外すと、全ての Wi-Fi 通信ができなくなります。 単なる2ポート SW-HUB になり下がります。

    4. 検証結果より、[Wi-Fi マスタ機能] [Wi-Fi スレーブ機能] の 有効/無効 の組み合わせで、どういう動作になるかを纏めてみました。

        ○:有効、×:無効

      内蔵 Wi-Fi
      有効/無効
      Wi-Fi
      動作モード
      WLAE-AG300N の動作 WLAE-AG300N 内部中継 備考
      中継元 中継先
      マスタ スレーブ Wi-Fi LAN Wi-Fi LAN
      × × OFF 有線 LAN のみ動作 × × 単なる2ポート SW-HUB になる
      × 子機 イーサネットコンバータ × × WiFi → LAN
      × 親機 アクセスポイント × × LAN → Wi-Fi
      中継器 リピータ × Wi-Fi → Wi-Fi (子機としても動作する)

    5. 総まとめ ・・・ WLAE-AG300N 管理画面の [無線設定] は以下とします。 このように整理すると解りやすいですね!

        ○:チェックする、×:チェックしない

      Wi-Fi
      動作モード
      WLAE-AG300N 管理画面の [無線設定] タブ 備考
      11n/a/g/b エアステーション間接続
      無線機能 Wi-Fi
      マスタ設定
      エアステーション
      間接続機能
      親機/子機指定 Wi-Fi
      スレーブ設定
      OFF × × 単なる2ポート SW-HUB になる
      子機 × 不要 子機 (EC) 必要 WiFi → LAN
      親機 必要 親機 不可 LAN → Wi-Fi
      中継器 必要 子機 (EC) 必要 Wi-Fi → Wi-Fi (子機としても動作する)

  5. 使ってみて



ドキュメント&レビュー記事

  1. ドキュメント

  2. プレスリリース

  3. レビュー記事



[裏ワザ] デバッグモードへの入りかた

  1. WLAE-AG300N を工場出荷時状態に初期化します。

  2. WLAE-AG300N の LAN 端子とパソコンを接続します。

  3. ブラウザより http://192.168.11.100/ をアクセスして [ID : bufpy] [PASSWORD : otdpopy] でログインします。

  4. 設定画面が表示されるので、[管理設定] タブをクリックすると以下の画面になり、4つのデバッグリンクが表示されます。





備忘録