SONY ICF-M500

SONY ICF-M500 をゲット!

2006年3月10日、SONY ICF-M500 をヤフオクにて入手しました。 取扱説明書 も一緒に入手しました。

このラジオには SONY ICR-SW700 という兄弟がいます。 ICR-SW700 のパンフレット の片隅にこの ICF-M500 が紹介されています。

ちょっと手垢や埃が多い状況でした。 そこで、分解してプラスチック部はお風呂でジャブジャブ、ロッドアンテナは錆び取りコンパウンドで軽く研磨しました。 全体が新品のようにピカピカになりました。



使ってみました



放送局カード

  1. 放送局カードが放送局の周波数を記憶しているのではなく、ICF-M500 の本体で記憶しています。 放送局カードでこの記憶メモリを選択するようになっています。

  2. どのようにして記憶メモリを選択するかを述べます。


  3. 放送局カードの寸法図です。(実測して図面化しました。)

  4. 放送局カードとビットとの対応は以下の表の通りです。 4つのビットですから16パターンあることになりますが、表を見て判るように14パターンのみ使っています。

    2**3 bit
    2**2 bit
    2**1 bit
    2**0 bit
    カード名称
    0
    0
    0
    0
    (Card Error)
    0
    0
    0
    1
    AM 北海道
    0
    0
    1
    0
    AM 東北1
    0
    0
    1
    1
    AM 東北2
    0
    1
    0
    0
    AM 関東
    0
    1
    0
    1
    AM 中部
    0
    1
    1
    0
    AM 東海
    0
    1
    1
    1
    AM 北陸
    1
    0
    0
    0
    AM 関西
    1
    0
    0
    1
    AM 中国
    1
    0
    1
    0
    AM 四国
    1
    0
    1
    1
    AM 九州1
    1
    1
    0
    0
    AM 九州2・沖縄
    1
    1
    0
    1
    AM メモリーカード
    1
    1
    1
    0
    FM メモリーカード
    1
    1
    1
    1
    (Card Error)

  5. 放送局カードの写真を以下に示します。 放送局カードは両面使っており、左側の写真が表、右側の写真が裏です。 見方ですが、左写真のカード名称に対応する選択ビットは右写真に現われています。 右写真のカード名称に対応する選択ビットは左写真に現われています。



    AM 北海道 / AM 東北1 カード




    AM 東北2 / AM 関東 カード




    AM 中部 / AM 東海 カード




    AM 北陸 / AM 関西 カード




    AM 中国 / AM 四国 カード




    AM 九州1 / AM 九州2・沖縄 カード




    AM メモリーカード / FM メモリーカード




主な仕様

・受信周波数	FM: 76.0〜90.0MHz (100kHzステップ)
		TV: 1〜3ch.
		AM: 531〜1710kHz (9kHzステップ)
・バーアンテナ	140mm
・スピーカー	直径77mm 丸形 8Ω 0.5W
・入力端子	DC 4.5V(φ2.1、外+)
・出力端子	イヤホン出力(ミニ)
・電源		単3電池×3本 / DC4.5V(適合ACアダプタ: AC-D3M (4.5V 400mA))
・電池持続時間	18時間(マンガン電池)
・最大外形寸法	189(W)×116(H)×45(D)mm
・質量		570g (電池込み)
・付属品		放送局カード(6)、メモリーカード(1)、イヤホン、取扱説明書
・発売		1990年頃(たぶん)
・定価		12,800円(税抜)