スプロケット交換の概要
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スプロケット交換の必要性
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2021年12月時点で
TRINX FREE2.0
は購入から1年3ヶ月を過ぎ、走行距離も 15,300km 程度になりました。
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11月にチェーン交換したにも関らず、リアの6番ギアで大きく踏み込むと歯飛びするのです。
6番ギア以外はまだ正常です。
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こうなるとスプロケットの寿命です。
2021年12月9日にスプロケット交換をやってみました。
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使用する専用工具
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交換用パーツ
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交換用スプロケットは
[SHIMANO CS-HG31-8 11-32T]
です。
[SUGEK]→[SHIMANO] へのグレードアップ効果を期待!
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11-13-15-18-21-24-28-32T です。
既存の [SUGEK CS-M3008 11-32T] のギア歯数と全く同じ。
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このスプロケットは2021年11月時点で日本のどこのショップでも売り切れ、再入荷が2022年2月でした。
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そこで SHIMANO の工場がある中国から取り寄せました。
輸入なのに1週間で入手できました!!!
スプロケット交換作業
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後輪を外します
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後輪を一番小さいギアに切り換えます。
こうすることで、チェーンを外し易くなります。
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クイックリリースなので後輪を簡単に外すことができます。
チェーンとディスクブレーキの羽部分に注意して外します。
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古い [スプロケット] を取り外します
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BOY スプロケット着脱工具
を左の写真のようにセットします。
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チェーンの切れ端が付いている工具でスプロケットの回転を止め、もう一方の工具で [ロックリング] を緩めます。
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右の写真は取り外した [SUGEK CS-M3008] です。
[6S ギアユニット]+[ギア×2枚]+[ロックリング] の構成でした。
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[フリーハブ] を観察したら、充填されているのはリチウムグリスでした。
チャリンコにモリブデングリスを使う箇所は無さそうです。
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新しい [スプロケット] を取り付けます
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左の写真はこれから取り付ける [SHIMANO CS-HG31-8] です。
[7S ギアユニット]+[ギア×1枚]+[ロックリング] の構成でした。
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[フリーハブ] のスプライスラインと [ロックリング] のネジ部分にリチウムをグリスを塗布します。
錆と固着を防止するためです。
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[スプロケット] を [フリーハブ] にセットし、[フリーホイールリムーバ] で仮締めします。
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最後に
MULTICRAFT MTR-6 トルクレンチ
を使って 40Nm で本締めします。
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後輪を再取り付けします
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完成した後輪をチャリンコに再取り付けしました。
スプロケット交換作業が完了しました。
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最終チェック
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フロントおよびリアのギアを切り換えて正常かチェックします。
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リアのディスクブレーキが正常に効くかチェックします。
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当たり前かもしれませんが、リアの6番ギアの歯飛びは完全に直りました。