WaveSpectra とは、パソコンを高級オーディオスペクトラムアナライザーに変身させるソフトです。
efu さんのページ
よりダウンロードできるフリーソフトです。
efu さん、ありがとうございます。
フリーとは言ってもかなり高機能なソフトで録音再生など考えられる機能はほとんどあります。
詳しくは efu さんのページを参照下さい。
しかもパソコン表示できるので、画像やデータの記録が簡単にできるという大きな特長があります。
この画面は 44.1kHz 16bits サンプリングにてFMチューナーのオーディオ出力を表示させたものです。
サウンドカードはパソコン内蔵のものを使っています。
FMチューナーには
標準信号発生器 Panasonic VP-8175A
から 1kHz 100% 変調 の 79.5MHz 80dB の電波を入力しています。
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このアナライズ画面を見ると2次高調波(2kHz)、3次高調波(3kHz)・・・の歪成分が発生していることが判ります。
2次高調波と主信号(1kHz)のレベル差は70dB ありますから、歪率は 0.1% 以下と読み取れます。
THD = 0.04480% となっているのがそうなのか?・・・研究中です。
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このくらいのレベル(歪率 0.1% 以下)になると、この歪はFMチューナーの歪なのか、パソコン内蔵サウンドカードの歪なのか判別に苦しみます。
もっと高級な低雑音・低歪率の外付けサウンド(例えば USB オーディオ)が欲しいです。
ひょっとしたら標準信号発生器の歪かもしれませんが。(標準信号発生器内蔵の 1KHz/400Hz 信号は本来、歪率測定目的ではないからです。)
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このオーディオスペクトラムアナライザーで何をするか?と言うと・・・
SONY ST-S333ESG
や
Kenwood KT-1100D
などの高級FMチューナーでは IF 段や検波段の歪補正回路を内蔵しています。
この歪補正回路の調整に使うのです。
ステレオセパレーションの調整などにも使えます。