パルスカウント検波

パルスカウント検波について

  1. 1976年、初めてパルスカウント検波を採用した TRIO KT-9700 (定価\150,000 1976年発売) の紹介記事に、その動作説明がありました。 これを読むと回路屋だったら、回路イメージが十分描けます。 結局、パルスカウント検波というのは FM 波を PWM 信号と見たてて積分する方式のようです。 こうなると、単安定マルチ回路の時定数の選択と安定性が大きく性能に影響すると思います。

  2. パルスカウント検波は測定器にも使われるほど、直線性に優れた検波方式です。 ただし、理想的に動けばという条件が付きます。 上記の説明は良いところだけを強調した説明です。 以下の欠点も併せ持っています。



TRIO/KENWOOD のパルスカウント検波



Pioneer のパルスカウント検波