Dirigent AUDIO KONTROL 1 をゲット!
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2011年11月22日、ヤフオクにて
Dirigent AUDIO KONTROL 1
の中古品を5,510円で落札しました。
元箱、CD-ROM、付属品など完品です。
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USB 接続のオーディオ/MIDI インタフェースです。
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ヘアライン仕上げのアルミ製筐体で高級感があります。
上面に大きなノブとボタンがポイントのデザインです。
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本体のサイズは123(W)×52(H)×150(D)mm、重量400g とコンパクトです。
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USB バスパワーで駆動するため AC アダプタ不要です。
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USB2.0 仕様で双方向 192kHz/24bit サンプリングが可能です。
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アナログ音声入出力は 2IN/4OUT
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ch.1 入力は XLR 端子と TRS フォン端子を兼用、ファンタム電源にも対応しているため、コンデンサーマイクの接続も可能です。
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ch.2 入力は TRS フォン端子で、ギターやベースを直接接続することができます。
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出力端子は4系統とも TRS フォン端子です。
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ヘッドフォン端子は 1/2ch と 3/4ch をスイッチ操作で切り替えます。
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MIDI 入出力 は 1IN/1OUT です。
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ASIO ドライバに対応しています。
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[GUITER COMBO] [KEYBOARD COLLECTION] [Cubase LE] [TRAKTOR 3 LE] の4つのソフトがバンドルされています。
大盤振る舞いです。
私の用途
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メーカが想定した使い方ではなく、
WaveSpectra
と
WaveGene
のサウンドデバイスとして使った測定器代わりの用途です ・・・ メーカさん、ゴメンナサイ。
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192kHz サンプリングでは 96kHz までのスペクトラム観測が可能で、FM チューナの SUB チャンネルや SCA 放送まで観測できます。
変換プラグ
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AUDIO KONTROL 1 は
DTM (DeskTop Music)
用途の電子楽器に属するので、オーディオとは一線を画す機器です。
これをオーディオ測定機器として使うのですから、入出力端子に工夫が必要です。
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アナログ入出力は標準プラグなので、これを RCA ピン仕様に変換したほうが使い勝手が良いです。
この変換には写真のようなアキバの
CompuAce
で190円で売られている P-65APJG を使いました。
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金メッキが施されているので好感が持てます。
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この写真のように使います。
上部パネルには、まだ保護用のビニールシートを貼られたままです。
使ってみました
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デザインが良い
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タバコ4個くらいのコンパクトボディなのにズッシリと感じる適度の重さがあります。
アルミボディの冷たい感触と相まって質感があります。
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操作は簡単です。
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動作環境
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オーディオスペクトラム表示ソフトとして
WaveSpectra
を使います。
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パソコンは
Dell Studio Slim 540s
で Windows-7 Professional/64bit で動作させました。
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64bit 対応の [AUDIO KONTROL 1 Driver 3.0.0] の ASIO ドライバで動作させました。
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サンプリングレート 192kHz, 分解能 24bit としました。
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内部残留ノイズ
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右は無入力時のスペクトラムです。
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残留ノイスが -120dB 程度と、非常に低雑音であることが判ります。
オーディオ測定器用途として合格です。
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FM チューナの出力をスペクトラム観測
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SSG より約 1kHz 100% の変調をかけて観測しています。
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192kHz サンプリングですから、96kHz まで観測できています。
広々としています。
ドキュメント&ドライバ
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ドキュメント
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ドライバ
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最新ドライバは
ここ
からダウンロードできます。
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ASIO ドライバは同梱されています。