Zippo Handy Warmer をゲット!
2013年11月26日、
amazon
で、カイロの
Zippo Handy Warmer
を買いました。
写真にあるセット品で、送料税込2,312円でした。
定価は税込4,200円です。
真冬のチャリンコ走行時の凍死防止が目的です。
「カイロ」って、漢字では「
懐炉
」と書きます。
趣のある漢字ですね。
使ってみました
-
思ったより大きい
-
実物を見たことがなかったので、写真から Zippo ライターくらいの大きさと思っていました。
-
届いた実物を見ると、てのひらサイズというか、手よりほんの少し小さいくらいの大きさでした。
デカイのにビックリしました。
-
でも考えてみたら、カイロですから、このくらいの大きさは必要と悟りました。
-
動作原理は?
-
私は、Zippo ライターのように、金属ケースの中でボーボー炎を上げて燃やし温めると思っていました。
-
燃料オイルをカイロ内に貯めるのはライターと同じですが、ボーボー燃えるのではなく、ジワジワと酸化させる原理でした。
従って、炎は出ません。
-
この酸化の過程で出る熱をカイロの熱源として利用します。
酸化の触媒はプラチナで、[バーナー] の中に入っています。
-
使い方
-
カイロの [キャップ] を外し、更に [バーナー] を外します。
-
燃料オイルを [注油カップ] に入れます。
この [注油カップ] は計量カップです。
-
[注油カップ] を使って、カイロ本体にオイルを注入します。
燃料オイルタンクには綿が充填されています。
-
[注油カップ] には「半量メモリ線」「満量メモリ線」があり、「半量メモリで6時間」「満量メモリで12時間」の燃料となります。
-
カイロ本体には [注油カップ] 2杯分まで貯められ、この場合は24時間使えます。
メモリ線を利用して 6/12/18/24時間分の燃料を計測できます。
-
[バーナー] を取り付け、写真のように窪んだ箇所にマッチなどの炎を近づけて点火します。
火を点けるというより、プラチナ触媒の活性化です。
言ってみれば、スイッチオンのような・・・
-
この点火は5秒までとします。
点火しない場合は少し時間を置いて(15秒くらい)、再度やり直します。
-
炎を長時間あて過ぎたり、本当に火を付けてしまうと、[バーナー] のプラチナ触媒に大きなダメージを与えます。
-
[バーナー] から熱が出ていることを確認してから、キャップを取り付け、更に専用袋に入れれば完了です。
-
かなり熱いので確認で火傷しないよう注意します。
手をかざして熱いと感じたら発熱しています。
-
補足
-
原理上、カイロとして使い始まったら燃料オイルが無くなるまで動作し続け、途中で停止することができません。
まさに炉です。
バーナーを外せば停止するでしょうが、熱いので素手でさわれません。
-
一番最初は、燃料オイルを満充填したほうがプラチナ触媒を活性化しやすいようです。
その後は使用したい時間に応じて燃料オイルの充填量を調節します。
-
バーナーは有寿命品で、70〜90回程度繰り返して使えます。
冬場で週に1〜2日使う頻度では、2シーズン以上使えそうです。
-
公表されていませんが、どうやら製造元は日本の
ハクキンカイロ
のようです。
ハクキンカイロの [火口] が [バーナー] としてそのまま使えたりします。
-
実際に使ったよ
-
チャリンコでの野外で一日中ポカポカと暖かく、大いなる威力を感じました。
-
心配したオイル臭さは、ほぼ感じないです。
-
炎が無いのに熱が出るのが、とても不思議に思いました。
燃えるということは酸化と同意ですから、ジワジワとゆっくり燃えているのでしょう。
-
繰り返し使えるので、使い捨てカイロよりエコです。
しかも、使い捨てカイロと比べて連続使用時間も長く、13倍もの発熱量があって暖かいです。