WN-G54/AXP をゲット
2003年12月26日(金)、朝刊新聞チラシ広告に PC-DEPOT越谷店で優良中古品で「
I-O DATA WN-G54/AXP-S
\4,970」が掲載されていました。
この商品は2003年4月17日に発売開始で定価24,000円です。
これがこの値段なら中古と言っても、まだ保証期間中なので、絶対買い!なのですが、限定1台なんです。
2003年12月27日(土)、もう売れてしまっているだろうと思いつつ、本日は初雪が降ったので、お客の出足が悪いかも・・・と勝手に想像し、とりあえず行きました。
ありました!!!残っていました!!!たった1台が!!!
早速、クレジットカードで購入しました。
PC-DEPOT は中古品でもクレジットが効くので有難いです。
以下の写真はパッケージ(箱)とその中身です。
中古ということですが綺麗な逸品です。
WN-G54/AXP の評価
WN-G54/AXP-S です。
・IEEE802.11g/b 54Mbps無線LAN アクセスポイント WN-G54/AXP
・IEEE802.11g/b 54Mbps無線LAN CardBus仕様PCカード WN-G54/CB
のセット品です。
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WN-G54/AXP のデザインは丸みをおびたケースと黒と白のツートーンカラーで、かなり好感が持てます。
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縦置きするための台が付属します。
台自体は安定感があるのですが、ここに WN-G54/AXP をセットすると、ただ乗せるだけの構造のため、本体がグラグラします。
イマイチです。
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電源はACアダプタ方式です。ACアダプタは小型スイッチングタイプで、ACタップに通常のACプラグ同様に差し込むことが出来ます。
ACアダプタの出力は DC12V-0.8A です。
入力はAC100〜240V ユニバーサル対応になっています。
全世界で使えます。
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入手直後の WN-G54/AXP のファームウェアバージョンは 1.05.04 だったので、I-O DATAのホームページより最新ファームウェアをダウンロードし、更新しました。
1.6.4 になりました。
このバージョンアップで Wi-Fi 適合品となり、バースト転送も可能となりました。
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WN-G54/AXP の設定は全てウェブブラウザベースです。
このベースが一番安心できます。
OS に依存しないで設定できますから。
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ローミング機能を搭載
しているため、複数のアクセスポイントを設置した環境で各通信エリアをシームレスに移動可能です。
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WN-G54/AXP と WN-G54/CB のいずれも
Intersil PRISM GT
チップを使っていて、IEEE802.11g (54Mbps) と IEEE802.11b (11Mbps) の両方をカバーしています。
ハードウェアWEPサポート
なので(ソフトウェアWEPサポートと違って)、転送速度の低下はあまりありません。
しかも
PRISM Nitro
方式のバースト転送をサポートしているので高速転送ができます。
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設定は一般のアクセスポイントと同様、IPアドレス、ESSID、WEPキーを設定すれば、すぐに動作するはずです。
ところが動作しない???
いろいろ調べると、WEPの認証方式に「Open System」と「Shared Key」のいずれかを選択できるようになっており、デフォールトの「Open System」から「Shared Key」に設定変更したら動作しました。
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IPアドレスの設定項目に「デフォールトゲートウェイ」の設定があるのですが、これはいったい何のために使われるのか理解できません。
「0.0.0.0」としても動作しますから・・・。
どうも、マニュアルには記載がないのですが、この WN-G54/AXP は SNMP を喋るようで、このトレースの時刻記録に NNTP を使っているのではないか?と推定しています。
このNNTPを動作させるために「デフォールトゲートウェイ」の設定が必要なのじゃないかな???
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WEP は 64bits/128bits に対応しており、かつ、ハードウェアWEPです。
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MACアドレスにより接続制限機能を搭載しています。
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高度な設定項目では「ビーコン間隔」「RTS スレッショルド」「フラグメンテーションの長さ」「DTIM インターバル」「プリアンブル」があります。
私もどう設定して良いのか困るような特殊な設定です。
これらの設定項目があるアクセスポイントは初めてです。
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Sharp Zaurus MI-E1 に実装した IEEE802.11b の無線LANと通信確認しましたが、全く問題なく良好動作しています。
家中どこでもお気軽ネットサーフィンができます。
電波の接続性は SONY PCWA-A100 よりもイイ感じです。
WN-G54/AXP の基板
(この情報及び写真は
高速無線LAN情報局
からの抜粋です。)
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CPU
IDT 製 79RC32V334-150BB で MIPS コアの 150MHz RISC CPU です。
Local Bus 75MHz、PCI コントローラ内蔵です。
3.3V 動作です。
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MiniPCI モジュール
MAC アドレスから推定すると、台湾の Z-COM 社製と思います。
MiniPCI TypeIIIA モジュールで両面実装です。
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LAN コントローラ
RealTek 製 RTC8139C が使われています。
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SDRAM
SCEND Semiconductor 製 AD484M1644VTA-7 です。
64Mbit (16MB)が 2 個載ってます。
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FlashROM
Intel 製 TE28F320C3 で、32Mbit (4MB) です。
参考リンク
備忘録
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工場出荷初期状態
- システムパスワード:(なし)
- IPアドレス:192.168.0.201
- サブネットマスク:255.255.255.0
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工場出荷初期状態に戻す方法
- ACアダプタを接続し、POWERランプとWLANランプが点灯することを確認する。
- 細いピンなどで、DCコネクタの近くにあるリセットスイッチを5秒ほど押し続ける。
- WLANランプが橙色の短い間隔で点滅したら、リセットスイッチを離す。