我家では各部屋にLANコンセントと共にテレビコンセントを付けています。
そこでCATVからの同軸を8分配する必要があります。
単に8分配すると電波がかなり弱くなるので、分配する前にCATVブースターを挿入して分配損失を補償するのです。
CATVブースターは「マスプロ 55B20C K」と言うもので増幅周波数は 70〜550MHz です。
この周波数帯域をフラットで増幅してくれるので、FM, TV(1〜12), CATV(C13〜C60)を増幅してくれます。
オマケでUHFの一部(13〜25)も大丈夫ですが、CATV同軸にはUHFの電波は入っておらず、この帯域はCATVの拡張用と考えたほうが良いようです。
CATVではT1またはT2チャンネルを用いてCATV端末情報を放送者側へ送ることも可能です。
この意味でもCATVブースター(下り片方向用)を取り付けておくことは余計な端末情報を放送者側に送らないことになり安心です。
CATVブースターではなく、VHF/UHFブースターを使うとCATVチャンネルがちゃんと映りません。
VHF/UHFブースターではCATVで必要とする周波数帯域を増幅してくれません。
CATV同軸がきている方は必ずCATVブースターを使いましょう。
このような機器を配線するには同軸ケーブルの処理が必要になります。
同軸ケーブルの外皮を綺麗に剥くのはすごく手間がかかります。
そこで、この工具の登場となるわけです。
八木アンテナの「NC-10」という「同軸ケーブルカッター」です。
3C-2V, 5C-2Vなどに対応していますのでこれ1個でだいたいOKです。
ヨドバシカメラ上野店で税込み514円でした。
同軸ケーブルを短時間で簡単に処理できます。