最初の1台としてのラジオなら、この ICF-M260 をお奨めします。
安いにも関わらず感度が良いし音質も良い。
小さくて出張にも持っていけます。
そして値段も安い!
ハッキリ言って、安価ラジオの
名器
です。
1998年6月26日に大みか(日立南)のコジマデンキで
SONY ICF-M260
という FM/AM シンセサイザーラジオを購入しました。
買値は 3,980円(定価5,500円)でした。
電池込みで重さが 260g なので、ついでに型番も ICF-M260 となったそうな!?!?
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手に取った瞬間に操作方法が理解できるシンプルさ。
適正なボディサイズと重量。
バッテリ込みの重量が 260g なので M260 の型名が付いたのかも?
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シンセサイザーチューニングは楽でいいです。
目的の放送局がサッと探せます。
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カバンに放り込んで常時携帯にちょうど良い大きさです。
これより小さいと音質に満足できなくなるでしょう。
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音質はかなり良いです。
この大きさにしてはほとんど奇跡的です。
長時間聴いても疲れない音質。
スピーカーの質が良くマグネットが大きいのと、聴き易い音作りがされているからだと思います。
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この大きさに関わらず
AM の感度が高い
です。
内蔵バーアンテナの長さが10cmもある
のです。
FM の感度も高いです。
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バンド切換が AM1/AM2/FM となっており、放送局周波数のプリセットはバンドごとに5局記憶できます。
すなわち、AM で10局、FM で5局メモリできるのですが、首都圏で FM 5局はちょっと足りません。
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放送局周波数のプリセットは、受信している状態で記憶させたいメモリボタンを2秒押すだけです。
ラクラク!
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このラジオは日本専用モデルではなくワールドワイド設計になっています。
日本/海外対応切換は以下のようにします。
日本/海外がトグルします。
FM/AM 共、周波数ステップなどが変わります。
詳しくは「主な仕様」を参照。
- 電源OFF状態とする。
- 「おやすみタイマー/時刻合わせ」ボタンを押しながら「電源」ボタンを5秒押す。
残念なことにこの切換を行うと時刻と周波数プリセットの全てがクリアされてしまいます。
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液晶表示部には周波数表示の他に時刻も表示できます。
おやすみタイマー機能もあります。
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キャリングケースは添付されていませんでしたが、このような100円ショップで買ったスポンジケースがピッタリでした。
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購入価格4,000円前後のラジオとしては
かなりバランスが良い
です。
誰にでも十分な満足感が得られるでしょう!
主な仕様
・受信周波数 FM: 76〜90MHz + TV 1〜3ch (0.1MHz step) / 76〜108MHz (0.05MHz step)
AM: 531〜1710kHz (9KHz step) / 530〜1710kHz (10KHz step)
・アンテナ FM: 内蔵ロッドアンテナ
AM: 内蔵フェライトバーアンテナ(長さ10cm)
・スピーカー 直径66mm 丸形4Ω
・実用最大出力 120mW(EIAJ)
・出力端子 イヤホン端子(φ3.5mmモノラルミニジャック)
・電源 単3電池×2本
・電池寿命 FM:45時間 / AM:62時間(アルカリ電池)
・最大外形寸法 130(W)×80(H)×31(D)mm
・質量 260g(乾電池含む)