Mozilla Thunderbird に乗り換えました!
2004年9月初めより
Mozilla Thunderbird
というメーラーを試していましたが、結論として、2004年9月19日に Shuriken Pro3 からこのメーラーに乗り換えました。
Thunderbird はブラウザの Mozilla からメーラー部分を切り離したソフトです。
無料で使えるソフトでカンパウェア(ドネーション拒まず。)です。
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何が優れているかと言うと、「
ベイズ理論を用いたフィルタリング機能で迷惑メール対策できる
」という点です。
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実際に使ってみると、最初の数日はバカで SPAM mail かどうか判別できない状態ですが、来たメールに手動でジャンクマークを付けていくと、数日で(たぶん学習して) SPAM mail を自動判別するようになります。
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だんだん賢くなってくるのを観察するのが楽しいメールです。
こういうのを
ウェア観察
と言うのでしょうか。
成長が楽しみ。
「タマゴっち」みたいなものです。
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シンプルで判りやすい画面構成。
マニュアルを読まなくてもすぐに使えます。
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バックグラウンドでのスムーズなメール受信処理。
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フィルタ処理を細かく設定可能。
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通常表示/スレッド表示 がワンタッチで切換できます。
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ラベル機能があって、必要あればメールのタイトルに色を付けられます。
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等幅フォントを設定可能。
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送信メール本文は改行を意識しないでどんどん書いていって大丈夫です。
送信時にキチンとした自動改行が入ります。
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無料なのに高機能。
これだったらドネーションしようという気になります。
実際に使ってみて、SPAM メールを見なくてイイ! SPAM メールを自分でゴミ箱に入れる手間要らず! というのは Very good です。
ベイズ理論について
Mozilla Thunderbird で1日以上経過した SPAM メールはゴミ箱行きの設定をしています。
これは誤って SPAM と判断されたマトモなメールの救済処置です。
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ところがここ10日間ほど監視して、誤判断されたメールはなかったです。
ベイズ理論って何だか知りませんが結構マトモです。
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1日にやってくる SPAM メールは100件を超えています。
今までは手動でイチイチ選別していましたが、かなりの時間を費やしていました。
これが今や全自動選別です。
このメーラーを使わないほうがどうかしていると思います。
心の平静が戻ってきました!!!
知らないまま放置しておくのは良くないことなので、電網検索で
ベイズ理論
を調べてみました。
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今日のコンピュータ界をリードする権威ある数学者の1人である Thomas Bayes(トーマス・ベイズ)は、は神の存在を方程式で説明できると主張した人物だ。
彼は200年以上前に亡くなっている。
・・・天才は生きている時に評価されにくいものです。
周りが何を言っているのか理解できる評価環境にないからです。
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ベイズ理論は、おおまかに言うと「未来を推測するには過去を振り返らなければならない」と要約することができる。・・・と言うことらしいです。
やはり何だかよく判らないですね。
でも検索エンジンに応用されているらしいので、きっと素晴らしい理論なのですね。
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これって裏返せば、ベイズ理論を使えば未来が予測できるということですね。
→そうするとこの理論を使って未来の株価を予測できるということです。
→応用できれば未来の私は大金持ちかもしれない。
→この理論を勉強する意義がある!!!
神の存在を証明できなくても構わないけど、近未来の特定株式の株価上昇を証明したいです。
でも、ベイズ理論によると過去に金持ちでない人は未来も金持ちでない確率が高い!となります。
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更なるベイズ理論のお勉強です。
既に
SPAM メールフィルタモジュール
が公開されていました。
このドキュメントを読むと、ベイズ理論に必要なのは学習です。
SPAM メールのサンプルをたくさん食わしてやると「SPAM メールらしい」という推測エンジンが賢くなります。
私には1日100通以上の SPAM メールが到着しますので、私の Thunderbird はかなり賢くなっているのかもしれない。