2013年9月13〜14日 熱川シーサイドホテル
プロローグ
2013年9月13〜14日の1泊2日で友人達と「熱川シーサイドホテル」へ合宿という名のただの旅行をしました。 残念ながら、男だけです。
格安温泉バスツアーで有名な
おおるりグループ
を利用しての旅行です。
どれくらい格安かと言うと、おおるりグループの中でも値段の高い「熱川シーサイドホテル」で以下の料金です。
項目
税込値段 (円)
仕様
ホテル (1泊)
6,700円
夕食+朝食 込/バイキング方式/夕食ではお酒呑み放題
入湯税
150円
温泉で室内風呂/露天風呂あり
高速バス
1,000円
往復でこのお値段!
なんと、往復のバス代+食事付き宿泊など全て合計しても
驚きの 7,850円!!!
1万円で2千円以上もお釣りがきます。 浮いたお金で現地オプショナルツアーやお土産漁りができます。
この値段なら、年に何回も気軽に旅行できてしまう〜〜
私の注目点は、埼玉越谷〜伊豆熱川への交通費が片道500円と驚異的に安いこと。 安い旅館やホテルは探せば見つかりますが、問題はそこまで行く交通費が嵩んでしまうので、旅行するには決心が必要になります。 500円だと越谷から都心へ行く電車代と変わりません・・・決心は不要です。
いざ、出発!
バス番号は45号で、9月13日6時45分の定刻キッカリに新越谷を発車しました。
新越谷から乗車したのは
私1人だけ
でした。 私専用の運転手付きバスなのかと錯覚しました。
バスが自宅最寄駅の
新越谷駅
西口から発車するのがありがたいです。
バスのナンバープレートを見ると「春日部」ナンバーなので、おそらく越谷に営業所があるのだと思います。
電網検索してみると、こまどり交通埼玉営業所の住所が「越谷市新川町1-118-1」で出羽公園の近くと判りました。
途中、上野駅と小田急本厚木駅に立ち寄り、乗客を乗せます。
バスは上野に8時20分頃到着し、既に20分は遅れています。 ここから乗り込む乗客がほとんどで、友人達とはここで合流しました。
本厚木では4名乗車しました。
乗客のほとんどは女性でした。 「女子会」ならぬ「ババ会」の雰囲気でした。 バスの中でペチャクチャお喋り、煎餅ボリボリとうるさくて仕方ない。
そりゃ〜そうでしょ、13日の金曜日という平日にワクワク気分で旅行できるのは・・・
ホテルに着くまでに休憩ということで、小田原のお土産センタに25分間立ち寄り、その後、ホテルへ直行しました。
バス代が片道500円と安いのも、こういうお土産センタと契約して、何かしらのリベートをもらっているのだろうと思います。
我々は試食コーナを巡って大いに食べました。
そして何も買いませんでした。 だって、今買ったら余計な荷物になるだけだもの。
ホテルに到着
12時30分の到着予定が、少し遅れて13時過ぎにやっと到着しました。
おおっ、素晴らしいホテルじゃないですか。
海や「足湯の公園」もすぐ近くの絶好の位置です。
「運転手さんお疲れさま」と言う暇もないほど、バスは今度は帰る客を乗せて出発しました。
効率の良過ぎる経営のようです。
・・・安さのヒミツ・・・
いつ昼食を摂っているのだろう???・・・事故起こさないでね。
お部屋は?
9階の901号室でした。 ここなら25mの津波が来ても大丈夫でしょう。
格安なので心配でしたが、思ったより遥かに良い広々とした部屋でした。 ベッドが3個、畳での布団が2個で5名が合宿するにはピッタリです。 全く問題ありません。
下田まで遠征
お腹がすいたのと、夕食まで時間があるので、下田までペリーさんに会いに遠征しました。
途中で蕎麦屋に立ち寄り、私はザル蕎麦 730円をいただきました。 お腹がすいていたこともあって、とっても美味しかったです。
右は下田の港の地図です。 北は下/南は上になっているのでご注意。
下田港に到着して、まずは海産物土産センタのようなミュージアムへ行きました。
お目当ての「黒船クルーズ」です。
合宿メンバーの1人が JAF カードを持っていたので、1,100円の10% 引きの990円で乗船できました。
良き友は持つものだ。
黒船クルーズが終わって、ペリーさんが立ち寄ったという近くの「了仙寺」へ行きました。
黒船クルーズが千円出して十円お釣りがきたので、この十円をお賽銭にして人類の幸福をお祈りしました。
マグロ解体ショー
16時30分より、ホテルでマグロ解体ショーがありました。
私は初めて見るので、日本刀のような長い包丁にビックリしました。
宴会
17時30分より、楽しい宴会です。 バイキング形式で食べ放題・呑み放題です。 もちろん、先程解体されたマグロが出てきました。
しかし、時間制限が60分なので、皆、大急ぎで乾杯しました。
早朝散歩
皆さん健康なので朝の4時に目覚めてしまい、5時過ぎから早朝散歩に出かけました。
やぶ蚊がいっぱい生息している「さくらやまパーク」を抜けたのですが、蚊に刺されてあまりにも痒く写真撮るのを失念してしまいました。 と言う事で、長閑な近場しか写っていません。
熱川バナナワニ園
熱川バナナワニ園にはホテルから歩いて10分以内です。 8時30分の開園と同時に入場しました。
朝早いですから、我々しか居なかったです。
「100円クーポン」を持参したので、1,500円のところ1,400円で入場できました。
「本園/植物園」→「分園」→「本園/ワニ園」の順に巡りました。
本園/植物園です。
今回の旅行中のどこにでも出てくる現地人の園長が出迎えてくれました。 「おっはよう、楽しんでね」
分園です。 本園〜分園の移動にはマイクロバスを使います。
本園/ワニ園です。
合宿も終わり
合宿も終わりとなりました。 後はバスで帰るだけです。
バスは12時45分頃、本日のお客を乗せて到着しました。
そして13時にはそのバスで帰路につきます。 その間15分しかない。 運転手は5分くらいで食事してるのかな???
帰りは2箇所のお土産センタに立ち寄りました。
1番目は城ケ崎の「いろり海産」、2番目は行きで立ち寄った所(小田原)でした。
バスは最初のうちは快速でしたが、首都高に入る辺りから大渋滞となり、東→西に抜けるのに1時間以上かかりました。
上野に着いたのは18時ちょうど、新越谷は19時過ぎでした。
エピローグ
合宿の成果は何だったのか?・・・
良き思ひ出
になったのは確かです・・・これかな!
旅行の日程は、予約いっぱいで「13日の金曜日」出発しか空いてなかったのです。
このため、年休とって行ってきましたが、結果的に正解でした。 台風18号が来るまでに旅行を終えたので、旅行中は天気が良かったです。
我々より後に訪れた人達は台風に巻き込まれたはず ・・・ ザマーミロ!
2013年の台風18号は9月15〜16日にかけて日本に上陸し大被害をもたらしました。 我々の旅行は13〜14日とかすりもしていなかったです。
格安ツアーにはそれなりの訳があります。
合理化し過ぎてサービスが行き届かないのは当然で、それを容認する「おおらか」な心が必要です。 「おおらか」が訛って「おおるり」なのだと思います。
人に頼るだけでなく、自分でできることは自分でやりましょう。
気持ちが「おおらか」になれる人には、こういう格安旅行も決して悪くないです。 むしろ、よく頑張ってると応援したくなります。
おおるりグループのバスツアー全てのコースの発着地に最寄駅の「新越谷駅」があります。
東武スカイツリーライン「新越谷駅」は JR 武蔵野線「南越谷駅」と同じです。 皆が集まりやすい場所です。
越谷在住の私にとっては大変ありがたいです。 これはきっと、もっとバスツアーに参加しなさいと暗示されているのでしょう。