SZBJ BM4070 をゲット!
AliEXpress
で LCR テスタの SZBJ BM4070 が送料税込2,590円でした
2022年12月31日に注文して2023年1月5日に到着しました。
5日間で入手できたので、輸入としては早かったです。
[BM4070 本体] [収納ソフトケース] [ミノムシクリップリード] [User Manual] のセットです。
オールインワンです。
使ってみました
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概要
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91(W)×190(H)×40(D)mm / 330g と普通の DMM サイズです。
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測定レンジは右の写真のダイヤルでわかると思います。
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オートレンジ機能はなく、完全なマニュアルレンジです。
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私の用途ではマニュアルレンジで全く問題ありません。
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LCR メータですが、ダイオードチェックもできます。
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[ZERO ADJ] ノブがあります。
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これは、リード線の影響を防ぐためにあります。
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リード線の C 成分 (浮遊容量) の影響を排除するのです。
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右の写真のように LCD を立ち上げることができます。
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これ、結構イイかも。
LCD を見やすい角度に調節できます。
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電源は 006P (9V) 電池です。
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これがちょっと気に入らないです。
理想は単3電池がイイ。
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私が使いたい用途は IFT 内蔵コンデンサの容量測定
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この用途では、200pF レンジがあるのがありがたいです。
DMM にオマケで付いているコンデンサ測定にはこの微小レンジがないのです。
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IFT 内蔵チタコンは劣化しやすく、しかも容量表示がありません。
交換で何 pF を使ったらよいが悩むのです。
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測定精度はそれほど要らず、10pF、100pF、1000pF のどの桁のコンデンサを使えばよいかわかるだけで十分です。
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大体の容量のコンデンサと交換し、あとはコアを回して微調整できるので、精度はそこそこでよいのです。
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使ってみて
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まずはお気軽に使えるところがイイと思いました。
安いし、故障しても諦めがつく。
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LCD は大きく、更に見やすい角度にできるので、十分なコントラストで表示できます。
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このテスタは電源 ON ですぐに計測できます。
計測のためのスタートボタンはないです。
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C 計測は、一番使いたい 200pF レンジで計測してみました。
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[ZERO ADJ] ノブは微小レンジ C 計測時のみ有効のようです。
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微小レンジとは 2000pF 以下です。
これ以上のレンジと LR 計測では [ZERO ADJ] ノブは無効です。
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手元にあった精度のよくわからないコンデンサで試しました。
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100pF コンデンサの計測値は 103.9pF、5pF コンデンサの計測値は 5.1pF でした。
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これ、すごく高精度の気がします!
ここまでマトモそうな計測値が出る LCR テスタは初めてです。
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R 計測は以下でした。
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1kΩ 5% の抵抗の計測値は 0.985kΩ で、4.7kΩ 5% の計測値は 4.63kΩ でした。
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ちゃんと 5% 以内に計測できています。
マトモです。
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L 計測は以下でした。
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10uH (精度不明) のインダクタの計測値は 11.3uH でした。
固定コイルの手持ちは少ないので、この 10uH 計測だけです。
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以上より精度はスペックの 2.5% 以上ありそうです。
優秀です。
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BM4070 は超素晴らしい製品なのかもしれない!
仕様など
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ドキュメント
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仕様