FreeBSDをインストール

サーバーマシンのハード動作試験を兼ねてFreeBSDをインストールしま した。 Xとゲーム以外のほとんどのオブジェクトとソースをHDにセットしました。 全部で500MB位ですが、1.6GBのHDなので全然気になりません。


<UNIXインストール状況>

UNIXの各ディレクトリの割り当ては以下としています。 豪華に割り振ってあります。
Swap   75MB
/      32MB
/var   30MB
/usr 1412MB
まず、FreeBSDのカーネルの再構築を行いました。 余分な定義の削除とCD−ROMとLANカードのハード・リソースを定義し ます。 作業とコンパイルで約1時間かかりました。

次にUNIX(FreeBSD)の一般的な設定を行いました。 なお、今回の場合は英語のままサーバを立ち上げるので、キーボードは 英語101で設定しています。
  1. ルートのパスワードを設定
    FreeBSDインストール直後にrootでログインしてpasswdコマンドでパス ワードを設定しました。

  2. ユーザの追加
    とりあえず、私をユーザとして、ユーザ名hkitaをadduserコマンドで追加しま す。
      # adduser
      Enter username [a-z0-9]: hkita
      Enter full name []: Hiroshi HIRO Kitaguchi
      Enter shell csh date no sh [csh]:
      Uid [xxxx]:
      Login group guest [hkita]:
      Login group is "hkita". Invite hkita into other groups: guest no
      [no]: wheel
      Enter password []: xxxxxxxx
    
    グループにwheelを追加していますが、これは私がhkitaのユーザ名でログイン してもsuコマンドでスーパーユーザに移行できるようにするためです。 通常、リモートからrootでログインするのはセキュリティ上ヤバイ。

  3. ホスト名とスクリーンセーバの設定
    /etc/sysconfigを編集して、以下の設定とします。
        blanktime=180
        saver=blank
    
    このようにすると、スクリーンセーバが働いて3分で画面消える設定となりま す。

  4. プロンプトの変更
    私好みのプロンプトとなるよう、以下の記述を.cshrcファイルをviで編集して 最後に追加します。
      1)root
          alias cd 'cd \!*; set prompt = "[`hostname -s`] <$cwd># "'
          cd .
    
      2)hkita
          alias cd 'cd \!*; set prompt = "[`hostname -s`] <$cwd>% "'
          cd .
    
    このようにcdコマンドにエイリアスをかけるのです。 この例では、rootのプロンプトは [XXXX] # と「ホスト名+パス」 の表示が出ます。

  5. プリンタの設定
    パラレルポートにプリンタを接続した時のために、プリンタ設定を行いました。 /etc/printcapを編集します。 以下の記述がコメントになっているので、これを生かします。
        lp|local line printer:\
           :lp=/dev/lp:sd=/var/spool/output/lpd:lf=/var/log/lpd-errs:
    
    そして、スプール用のディレクトリを忘れずに作成しておきます。
        # mkdir /var/spool/output/lpd