SHARP QT-MPA5-A をゲット!
2007年10月6日、
トレージャーファクトリ草加店
でメモリーオーディオシステムの
SHARP QT-MPA5-A
の新品を税込6,990円で買いました。
512MB メモリ内蔵の WMA/MP3 プレーヤです。
私の心を捉えたのは、FM stereo/AM synthesizer tuner 付きで放送をメモリに録音できる点です。
時計も内蔵しているので、これだけでタイマー録音できます。
かつ、AUX 入力を持っているのでパソコンのアクティブスピーカとしても利用可能です。
ラジカセならぬラジメモです。
私はラジオマニアでもあるので相性ピッタリです。
使ってみました
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発売開始は2006年6月16日です。
発売当初の実売価格は25,000円程度だったようです。
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最大の特長は、
本機だけでメモリにエアチェック録音できる
ことです。
これができるポータブルマシンは意外と少ないのです。
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エアチェック録音したデータはパソコンに吸い上げて二次的使用も可能です。
パソコンから QT-MPA5-A はマスストレージと認識されるので、読み書き自在です。
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デザインは楕円曲線を基調とした未来的フォルムです。
キャリングハンドル部もデザインの一部に取り込まれています。
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前面と後面の最外周にデッカイOリングが入っており、ベース色と同色で濃いので、これが全体のデザインを引き締めています。
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Oリングが入っていると言う事はスピーカエンクロージャは密閉構造なのでしょう。
ステレオなので当然ですが、10cm フルレンジスピーカユニットを2個使っています。
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メイン電源は単3電池×6本か AC アダプタ(DC 9V)を使います。
この他にメモリ記憶&時計用の補助電源として単3電池×2本を実装します。
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AC アダプタはトランス式のゴロンとした重いものです。
これがチョットいただけないです。
AC 電源を内蔵してほしかった。
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電源を切った状態ではモノクロ液晶画面に時刻を表示しています。
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電源を入れるとちょっとしたアニメーションを表示してから15秒くらいで立ち上がります。
ちょっと時間がかかります。
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電源を切る直前の操作状態を覚えていて、電源を入れた時にその状態に復帰(レジウム機能)します。
これが実現されているので使い勝っては良いです。
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モノクロ液晶に表示される文字は、英語はボールドで、漢字ひらカナは普通体です。
表示文字品質は良いです。
カラムに入りきらない文字は横スクロールしながら全文字繰り返し表示します。
これも気に入りました。
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操作ボタンのどれかを押すとモノクロ液晶はホワイトバックライトされます。
バックライトされると薄く紫がかったバックに紫色の文字で表示されます。
好感が持てます。
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モノクロ液晶ですから寿命の心配はないです。
蛍光表示感だと1年くらいで劣化が始まりますが、液晶は何年でも大丈夫です。
良いです。
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液晶に表示する言語は日本語の他、英語、ドイツ語など10言語から選べます。
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[FUNCTION]ボタンの機能は入力セレクトのようです。押すごとに「メモリプレーヤ→FM→AM→AUX」を繰り返します。
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ラジオ機能を試しました
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FM 76.0〜108.0MHz, AM 522〜1629kHz の受信範囲でクォーツデジタルシンセサイザー方式です。
FM のテレビ帯では0.5MHz 単位で受信周波数選択できるのでピッタリ合わせることができます。
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FM の感度はまあまあ実用範囲です。
ロッドアンテナが付いています。
FM は当然ですがステレオ受信が選択できます。
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AM の感度は非常に良い
です。
ただし、ループアンテナを接続しないといけないので面倒です。
これは内蔵バーアンテナとすると MP3 録音時に雑音が混入するのを避けるためと思われ、致し方ないです。
それにしても格好イイ!フォルム筐体にループアンテナは似合わない。
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FM/AM ともランダムにステーションメモリに記憶できます。
ステーションメモリは30局分あります。
十分です。
登録されたステーションは液晶にリスト表示されるので、このリストから選択して受信します。
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ラジオ放送は MP3 フォーマットで録音できます。
ビットレートは 64/128/192kbps を選択できます。
録音データは「REC」フォルダに入ります。
カセットテープのようなメカがないのでスマートです。
寿命の点でも全く問題なしです。
録音した放送は本体で再生できるのはもちろんのこと、パソコンに取り込んでデータとして保存もできるところが良いです。
これと同じことができるサンテクの TalkMaster は本機よりずっと高いので、安くて同じことができるのはグッドです。
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AUX 入力機能を試しました
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パソコンのオーディオアウトとつないでパソコンアクティブスピーカーとして使えました。
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入力レベルはピークホールドメータが液晶に表示されます。
マニア心をくすぐります。
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メモリオーディオ機能を試しました
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準備として、Windows Media Player で音楽CDを WMA 64kbps 化しました。
データは Windows-Xp 標準設定ではマイミュージックに入ります。
フォルダの階層は「アーティスト名−アルバム名」となります。
そして各曲の順番とタイトル名はファイル名として保存されています。
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QT-MPA5-A の背面のUSBコネクタからUSBケーブルにパソコンに接続すると、自動的にマスストレージ認識と認識されました。
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あらかじめ準備したマイミュージックから転送したいアーティストフォルダを選らんで QT-MPA5-A に転送するだけです。
面倒な曲名入力も何も必要ありません。
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WMA 64kbps フォーマットで音楽 CD は21枚分入りました。
時間にして20時間程度ですかね。
十分です。
ほとんど1日聞き続けられます。
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再生対応フォーマットは WMA/MP3 はもちろんですが、
LPCM(リニアPCM、非圧縮)8/16bit, 22.05〜48kHz にも対応
しています。
マニア向けです。
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音質について
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音質は十分楽しめるものです。
ラジカセ代わりとしては全然問題ありません。
メカがないのでワウフラッターとか音の揺れはゼロです。
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音質イコライザーが内蔵されており、フラット、ロック、ジャズ、ポップス、クラシック、X-BASS1、X-BASS2 から選択できます。
私の耳ではロック選択が一番聴き易いように感じました。
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総合的にお手軽オーディオ装置として合格です。
値段も i-POD を買うようなものだから、大したことないしね。
SD メモリを使えるようになっていれば完璧でした。
仕様
取扱説明書
より仕様の部分を抜粋しました。