1997年11月4日に、京セラのPHS「PS-601」を入手しました。
そして1998年2月4日に解約しました。
ローダン
さんのインターネットページで申し込みしました。
なんと、送料・税込み -10,800円/台でした。
この値段は「事務手数料(2,700円)+3ヶ月分の基本料(2,700円 x 3)」に相当します。
呪縛期間は3ヶ月ですが、この間は通話料のみで使える訳です。
製造メーカは京セラで、少し厚みがあり全体的にメタリックな感じがして私好みです。
-
キティちゃんのハンドストラップもサービスで付いていました。
-
感度はかなり良いと思います。
-
機能は ISD-P17 よりも多いです。
ISD-P17 と比べて、電話帳に文字が入るのでGoodです。
こんなの最近のPHSでは当たり前なのですが、ISD-P17 ではこの機能ありませんでした。
-
電話帳への登録は実に簡単で、入力すると名前の「数字」「アルファベット」「カタカナ」の順に自動ソートされます。
電話帳の順番を自由に決められるPHSより、こっちのほうが私好みです。
-
ISD−P17より容積と重量が上がったですが、かえってこのほうが手に持った時にシックリします。
両サイドにゴムのグリップが付いており、シックリと手に馴染みます。
-
珍しくアンテナが伸ばせるのでマニアックです。
こういうのはたまらなく好きです。
-
期待の電測モードありました。電界強度以外にCS−IDも表示できます。
オマケで付いていたキティちゃんのハンドストラップのアップです。
会社でPHSを使っていたら、女性達が集まってきます。
「へー、このPHS格好イイんだ」なんて勝手に思っていたら、「このキティちゃんのストラップがほしい。」とのこと。
女性達はPHSなんか眼中にないようです。
「このPHSもちゃんと見てよね!!電測モードもあるんだから...」
電測モードをやってみた結果、CS−ID表示は「81960A82420」と出ました。
上位の桁から数字を分解すると、以下のことが判ります。
-
819....DDI東京
-
60A8...収容交換局(たぶんNTT越谷局)
-
2420...CS No.
これらが判ってどうするの?
マニアはこんな愚問はしません。どうでもよいことを知るのがオタクですから。
電測モードをやってみた結果の電界強度表示です。
最初の数字は電界強度ですが、次の数字は何なんでしょうか?
大阪の出張で PS-601 と同伴しました。
常磐線の特急車内よりの 117 受信実験ではASTELより安定にハンドオーバーができました。
新幹線のぞみ車内からの 117 受信実験ではハンドオーバーが頻繁すぎてダメでした。
気が付いたのですが、受信状態の表示には6通りあるようです。
(無表示)というのが一般のPHSにはない状態です。
-
ケンガイ
-
(無表示)
-
アンテナマークのみ
-
アンテナマーク+バー1本
-
アンテナマーク+バー2本
-
アンテナマーク+バー3本
PS-601 を持って電測探訪すると、DDIアンテナの真下に居るにも関わらずアンテナマークのみということがありました。
電源を入れ直すとアンテナマーク+バー3本になりました。
どうも、遠くの基地局の電波を掴みすぎのようです。
逆に、一度電波を掴んでしまうと少々電波状況が悪くなっても一生懸命通話を続行させようと動作するようです。
電測モードでアンテナマーク表示と電界強度との関係を調べました。
圏外〜無表示 〜24dB
アンテナマークのみ 25dB〜31dB
アンテナマーク+バー1本 32dB〜39dB
アンテナマーク+バー2本 40dB〜47dB
アンテナマーク+バー3本 48dB〜
この結果を見ると、バー1本でも出れば、十分安定して送受信できるようです。(30dB以上なら経験上大丈夫です。)