CASIO KL-E20 をゲット!
2016年9月17日、
ハードオフ
草加瀬崎店で
CASIO KL-E20
の動作未確認ジャンク品が税込1,620円でした。
品物の状態は新品同様です。
ジャンク品にしては超高い!ですが、綺麗だし、使ってみたい憧れに負けて買いました。
2002年02月20日発売ですが、今 (2016年9月) でも現役の製品で、PC DEPOT の店頭では税込6,900円で販売されています。
超ロングラン製品です。
[AC アダプタ (AD-A95100S, 9.5V/0.9A)] [USB ケーブル (1.8m)] [テープカートリッジ (6mm)] が付属していましたが、[CD-ROM] [取扱説明書] は欠品です。
超コンパクトな
ラベル専用プリンタ
です。
使ってみました
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デザインなど
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パソコンと USB 接続して、パソコンから印刷する
ネームランド・PC ミニプリンタ
です。
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通常のラベルプリンタは、ダイヤルまたは小型キーボードとプリンタの一体型でお手軽ですが、パソコンから動作させることはできません。
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KL-E20 はラベル専用ミニプリンタなので、パソコンがないと操作ができません。
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しかし、KL-E20 には一体型にない「文字の打ち込みが楽」「図形やバーコードなど多彩な印刷」などの特長があります。
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大きさは、てのひらサイズで超コンパクトです。
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テープカートリッジはサイド方向に実装します。
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上部にテープカットレバーがあります。
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パソコンから操作するための専用ソフトウェアのインストールが必要
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Windows10 パソコンに以下のソフトウェアをインストールしました。
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ソフトウェアのインストールにやや時間がかかりましたが、Windows10 に無事インストール完了しました。
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使う
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[本格ラベル印刷ソフト BA-100] は、高機能ですが操作が面倒です。
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[簡易ラベル印刷ソフト BA-P20] は、操作が簡単ですが機能はやや低いです。
でも、一般的な使用ならこれでも十分と思いました。
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USB バスパワーでは動作しませんでした。
必ず AC アダプタと一緒に使う必要があります。
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[本格ラベル印刷ソフト BA-100] [簡易ラベル印刷ソフト BA-P20] いずれからも良好にラベル印刷できました。
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やや問題もあり
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例えば、KL-E20 を接続しないで印刷したり、AC アダプタをつなぎ忘れて印刷するとプリンタエラーが出ます。
これはこれで正しいです。
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問題は、このエラーが Windows10 に記憶されたままになり、プリンタスプーラから KL-E20 に印刷データが送出されなくなるのです。
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この現象はユーザサイドから見ると KL-E20 がデッドロックしているのと同じです。
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プリンタドライバか Windows10 のデバイス処理のいずれかに問題があるようです。
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[本格ラベル印刷ソフト BA-100] [簡易ラベル印刷ソフト BA-P20] いずれにもエラー状態をリセットするメニューがありません。
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エラーをリセットする方法が見つかりました!
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Windows10 の [スタートアップ]-[設定]-[デバイス]-[デバイスとプリンター] より [KL-E20] アイコンを右クリックして [トッラブルシューティング] を選択するとエラーがリセットされます。
同時にそれまでスプーラに溜まっていた印刷データが KL-E20 に送られます。
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これだけをみると Windows10 のデバイス処理の問題のように思えますが、そもそもは KL-E20 のエラー状態が無くなって印刷可能状態になったことをプリンタドライバが Windows10 に伝えないことが原因のようにも思えます。
いったい、Windows10 とプリンタドライバのいずれが犯人でしょうね???
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評価
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通常の一体型ラベルプリンタのダイヤルまたは小型キーボードでチマチマと文字を打ち込むより、パソコンから文字を打ち込むほうが圧倒的に速いです。
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作成したラベルデータをパソコンにいくらでも保存でき再利用可能です。
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以上より、一体型ラベルプリンタ vs KL-E20 の対決は KL-E20 に軍配を上げます。
仕様など
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ドキュメント
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ソフトウェア (Windows 対応のみ)
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仕様