2000年7月18日にヤフーオークションにて「三菱 TD01」の新品を入手しました。
入手した時はツーカーホン関西のプリケー端末として登録されていました。
早速、2000年7月19日に持込機種変更手続きをやってみました。
私の場合、ツーカー東京エリアに住んでいて、ツーカー東海と契約し、ツーカー関西登録のTD01に持込機種変更するので手続きが大変です。
ツーカーショップでは対応が難しいと思い、某ツーカーサービスに電話しました。
「持ち込み機種変更したいのですが。」
「印鑑をお持ちの上、お越しください。」
「あのー、事情が複雑なのですが、埼玉県に住んでいてツーカー東海と契約しているTH48Sを、ツーカー関西登録のTD01プリケー電話に機種変更したいのです。TD01はプリケーではなくて、通常の携帯電話として使いたいです。」
しばし無言....
「ツーカーの支店に問い合わせてから回答します。」
11時に電話して16時頃に回答ありました。
どうも以下の手続きとなるようです。
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プリケーというのは電話番号が入っているので、まず、ツーカー関西に連絡して電話番号を抜く。
これは某ツーカーサービスではできなくてツーカー東海の支店に送らないとできない。
この処理で1〜2日かかる。
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同時にツーカー関西登録からツーカー東海登録に登録変更する。
これで半日かかる。
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TH48Sの電話番号を抜いてTD01にその番号を入れる。
これは即完了。
と言う処理をやるそうです。
「と言う事は、私がそちらに訪問してもその日に受け取ることはできないんですね。」
「そうなります。申し訳ありません。」
「それでは、こちらから2台の新旧携帯電話をそちらに送って、処理が完了したら送り返してもらう...と言う事はできますか? 返送の送料は着払いで構いません。」
「通常はご来店いただくのが原則なのですが、このような事情なので、お受けします。」
送料はかかるが新幹線に乗って行くよりは遥かに安いし、時間の節約にもなります。
このような面倒な処理をたった2,000円の手数料でやってくれるのですから、安いものです。
2000年7月21日に某ツーカーサービスより「ツーカー電話サービス・電話機情報変更兼イヤー(解除)申込書」が送られてきました。
これには既に必要事項をツーカーサービスで書き込んでくれていて、私は単に印鑑を押すだけでした。
これと新旧携帯電話を同梱し2000年7月22日に送って2000年7月29日に戻ってきました。
この携帯電話は2000年12月20日に機種変更のため解約しました。
40(W)×121(H)×19(D)mm, 69gです。
連続通話時間 120分, 連続待受時間 350時間です。
Sky Message, Sky Melody, クリアボイスプラス搭載です。
TD01をTH48Sとの対比も入れて評価してみました。
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TH48Sは大き目の端末だったのですが、TD01は今風の69gの軽量・小型端末です。
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急速充電器がTH48Sのものと比べて小型化されました。
なお、TH48S用の急速充電器もそのまま使えました。
互換性あるようです。(充電台は互換性ありません。)
空バッテリをフル充電する時間は95分です。
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私好みのフリッパ付きです。
フリッパには仕掛けがあって、メール着信時にフリッパを空けると最新メールを読むモードになります。
これはTH48Sと同じですが、実に便利です。
追加機能として、終話時にフリッパを閉じると電話回線OFFとなるように設定できます。
これも便利です。
切り忘れを防ぐことができます。
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三菱の端末の特長ですが、
受信メールがメモリオーバーになった時は古いメールから自動的に消去してくれます。
TH48Sにもあった機能ですが、これを私は大きく評価します。
非常に便利です。
メール機能は三菱の端末が一番良いと思います。
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メール関係のファンクションはTH48Sと比べて「F87:受信メールボックス」「F88:送信メールボックス」と変更されています。
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TH48Sは全角6文字×4行の24文字表示でした。
これはこれで字が大きくて読みやすかったのですが、メールを読むのにページ送りが多く必要でした。
TD01は全角8文字×5行の40文字表示でき、かつ液晶が良いのか非常に見易いです。
待受け画面のパターンはTH48Sとほぼ同じなのですが、見易いので一番細かい画面である「1ヶ月カレンダー+時刻表示」にしても画面が破綻することなく、綺麗に見えます。
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TH48Sではできなかったのですが、TD01では
メール着信音を単独で設定することができます。
通常の電話の着信音と別に設定できるのです。
私はメール着信音を音なしバイブに設定しました。
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TH48Sは単音のメロディしか鳴りませんでしたが、TD01では
3和音メロディでビックリするほど綺麗な音
が鳴ります。
本体裏に着信メロディ専用のスピーカが付いています。
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TD01はカラー表示端末ではありませんが、バックライト色は赤/緑/青と3色を選択できます。
着信時にはこれらの色を組み合わせて
バックライトを7色に変化させる
表示ができます。
3和音メロディと相まって実に賑やかな端末です。
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電話帳ではTH48Sに比べて「
音声認識機能
...かけたい人の名前を言うと電話番号が呼び出される。」「
動く似顔絵機能
...着信時に似顔絵が出てきて笑ったりする不気味な機能。」が追加されました。
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TH48Sに比べて
アクティブ時刻表
機能が追加されました。
時刻表を登録しておくと簡単な操作で発車10分から残り時間をカウントダウンしてくれます。
私はここに越谷の朝日バスのダイヤを入れて使っています。
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漢字変換機能はTH48Sと比べて操作性が良くなっています。
変換精度も結構マトモです。
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アミューズメント機能として、TH48Sでは「F79:ブラックジャックゲーム」だけでしたが、TD01では「F74:電卓」「F78:占い」が追加されました。
特に占いはマーク矢崎監修の本格占いだそうです。
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TD01は「EZweb」はできませんが、Eメールを頻繁に使う人には最適な端末と思います。
「Sky Message」のEメールはプッシュ型メールで、しかも受信は何万通受けようが無料と言うのがウレシイです。
マニア御用達端末です。
私はとりあえず、以下の初期設定で使っています。
ご参考です。
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F22:音色選択
番号通知着信音:森のくまさん,番号非通知着信音:トッカータとフーガ 二短調
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F29:メッセージ着信音→バイブのみ
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F32:パワーセーブ→OFF
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F43:ユーザーコード変更→(内緒)
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F61:待受表示選択→画面02のカレンダー・時刻表示
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F62:日付時刻設定
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F73:フリップ終話→ON
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F94:番号通知→ON