2001年2月10日、デジカメの「IXY DIGITAL」をやっと入手しました。
発注から1ヶ月以上かかりました。
●感動的な小ささ!!!
質感はかなりイイです。
片手の手の平サイズながら、それなりに重さがあって、全体がステンレスボディーなのでヒンヤリとして、宝石や双眼鏡に似た神秘性があります。
これが、2000年のデジカメ最大ヒットと言うのは、判ります。
触れば何にも言わなくても誰にでも判る。
久々の銘品です。
!!!すごくすごくイイです。20世紀末の銘品に違いない!!!
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軽快な動作
撮影間隔は約2秒弱と高速でストレスのない撮影ができます。
ズームレバーの配置が良く、ズーミングが軽快で高速です。
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高画質
これまで35万画素クラスのデジカメを使っていた時は「本当に綺麗に撮影するにはかなりのテクニックが必要。とても一般人にはデジカメは薦められない。」と思っていました。
ところが、この IXY DIGITAL を使ってこの考えは変わりました。
ただシャッターボタンを押すだけで特にテクニックを使わなくてもそれなりに綺麗に撮影できるのです。
画質もコントラストやカラーバランスの良いびっくりするような高画質です。
単に画素数が増えたことによるものではないと思われます。
きっとCCD改善やJPEG圧縮アルゴリズム改善があるように思われます。
ここまでくると一般人にもデジカメを薦められます!!!
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解像度の良いレンズと円形絞り
CCD撮影素子というのは35mmフィルム面に比べてかなり面積が小さいです。
このため、レンズに要求される解像度は重要です。
IXY DIGITAL では画素数に見合った十分な解像度のあるレンズを使っているようです。
また、絞りも「円形絞り」を採用しており、絞りが変化した時の背景のボケや周辺部のボケが自然です。
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視野率100%の液晶モニター
この視野率100%の液晶モニターのおかげで正確なフレーミングができます。
こだわりを感じます。
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3点式オートフォーカス
この辺りはキャノンの得意技術です。
これは中央とその左右の3点の距離を測定し、独自のアルゴリズムで最適と思われる距離にピントを合わせる機能です。
ある意味ではファジー制御だと思います。
このおかげで誰にもピントの合った写真が撮影できます。
テクニックに凝る時はちょっと邪魔になる機能かもしれません。
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ちょいとした不安
バッテリーがリチウムイオンで特殊なんです。
単3電池だったら旅行先でもスーパーかキオスクに行けば買えます。
リチウムイオンバッテリは IXY DIGITAL を使っている最中に電池切れとなったらお手上げです。
予備電池の準備が常に必要です。
室内で使う時のためにACアダプターも必要ですね。
インプレスから「できるデジタルカメラ・IXY DIGITAL対応版」という書籍が1,280円で発売されています。
取扱説明書代わりに気軽に読めるので、お薦めの書籍です。