• 折りたたむと写真のようにコンパクトになります。 しかし、短期の旅行には少し大き過ぎるかもしれません。 長期ホテル滞在だったらちょうど良い大きさと思います。 ワールドクロック＆ FM 広帯域受信仕様ですから海外にも持って行けます。
  
  
• ラジオの音はかなり良いです。 MEGA BASS という低音増強スイッチがあり、NORM - MID - MAX に切換できますが、MAX の位置で一番バランスの良い音になります。
  
  
• CD 再生では CD 盤以外に CR-ROM での再生も問題なくできました。 音もコンパクトな筐体からすると優れた音です。
  
  
• ラジオ（FM）も CD もステレオで聴けます。 このサイズなのに、ちゃんとステレオ感が出ます。 素晴らしい。
  
  
• AM 放送は内蔵バーアンテナでローカル局を聴くには十分な感度です。 FM 放送受信もロッドアンテナを伸ばせば十分な感度です。
  
  
• 操作部分は右側に集中して配置されています。
  
  
• 取扱説明書の日本語版は電網検索で見つからなかったのですが、 海外版取扱説明書 は見つかりました。 英語の記述もあるので、これを見れば使い方が判ります。 ラジオの受信バンドの説明が海外仕様になっているので、これを日本バンドに読み替えればＯＫです。
  
  
• ラジオの受信周波数は写真の数字ボタンにプリセットすることができます。 FM/AM 合わせて5つしかプリセットすることができないので、私はこれだけでは不足です。 もう少し何とかして欲しかったです。
  
  
• 時計機能には「Local 時刻表示」「World 時刻表示」「めざまし」機能があります。
  
  
  • Local / World 時刻表示は時刻表示部左側にある「ワールド／ローカル」ボタンで瞬時に切り換わります。 Local に日本時間、World にロサンジェルス時間を設定などと使えます。
    
    
  • サマータイムの設定もできます。 これは時刻表示部右側にある「サマータイム」ボタンを押すことで設定／解除できます。
    
    
  • めざまし機能では CD、ラジオ、ブザーのソースを選択することができます。
    
    
  • 時刻表示は CD やラジオを OFF としても表示され続けるので、枕元時計として十分使えます。
    
    
  • AM 放送受信時の周波数ステップを 9kHz / 10kHz に切換できます。 日本で使う時は 9kHz でよいです。 切り換える方法は「入力」ボタンを押しながら「切」ボタンを押し続け、「ピッ」と鳴ったら切り換え完了です。 9kHz / 10kHz をトグルします。 なお、この切り換えを行うとプリセットは全てクリアされます。
    
    

• 簡単なレストアで動作するようになったのですが、内部の清掃をしたくてカバーを開けてみました。
  
  
• CD ピックアップは SONY KSS-331A です。 ポータブル CD によく使われるピックアップなので故障時にも入手が比較的容易です。 （リサイクル店で同じピックアップを使っている CD ポータブルプレーヤーを部品取り目的で格安で買う。）
  
  
• 内部清掃と CD ピックアップレールのオイルアップを実施しました。 音飛びする現象の多くはこれで直ります。
  
  
• ラジオ機能部分はスイッチボードを取り外すと下側に見えます。 50mm の小型のバーアンテナが実装されていました。 この短いアンテナでもローカル局は十分な感度で受信できています。
  
  

・受信周波数	FM: 76〜108MHz (50kHzステップ）
		AM: 531〜1710kHz (9kHzステップ)
・バーアンテナ	50mm
・スピーカー	直径40mm 丸形 8Ω × 2個
・出力		300mW + 300mW
・入力端子	DC 6V（標準プラグ、センター＋）
・出力端子	ステレオヘッドホン出力（ミニ）
・電源		単3電池×4本　／　DC6V（ACアダプタ）
・バックアップ電池	CR2025（メモリバックアップ＆時計）
・電池寿命	ラジオで26時間、CD 再生で9時間（アルカリ電池）
・最大外形寸法	166(W)×46(H)×162(D)mm
・質量		725g (電池込み)
・定価		18,500円（税抜）
・発売時期	（不明）