REXON 小型ボール盤 DP2250R をゲット!
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2013年8月24日、
amazon
で
REXON 小型ボール盤 DP2250R
を送料込8,755円で買いました。
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電網で探して、これより安い卓上ボール盤はなかったです。
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野暮ったい武骨な卓上ボール盤が多い中、
すっきりとしたデザイン
に惚れました。
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家庭内で使える大きさと重さ
を確認できたので、電網発注した次第です。
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REXON は
株式会社 東洋アソシエイト
のブランド名です。
日本の会社です。
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プロが使う卓上ボール盤は百万円しますが、DP2250R は8千円台です。
プロから見たらトイの部類で間違いないです。
高性能を期待してはダメです。
性能は情熱で稼ぎます。
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プロが使う卓上ボール盤は巨大で重く、とても普通の家庭内に設置できません。
ところが、DP2250R は設置面 180(W)×255(D)mm、高さ 410mm と家庭内のお勉強デスクに楽々乗ります。
また、重さも 7kg と割とどこへでも簡単に移動できます。
小さいので、使わない時はお勉強デスクの下に隠しておけます。
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安価にも関わらず、同じ穴あけの繰り返し加工に便利な [デプススケール]、自由に回転数を設定できる [無段階変速コントローラ] を内蔵しています。
素晴らしい!!!
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私の期待はアルミ板への穴あけ加工精度を 1.0mm 以下にしたいこと。
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この程度のミニボール盤でも、アルミ板に向かってドリル刃を垂直に入れることが可能になるため、加工精度が飛躍的に向上します。
電動ドリルだけで精度良く垂直に穴を開けるのは至難の業です。
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アルミ板に穴をあける場合、ドリルと対象物が動かないようシッカリ固定する必要があります。
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ドリルを使った場合は、ドリル側/対象物側のいずれも手で支えることになり、固定には程遠いことになります。
穴が数 mm ずれて斜めにあくことさえあります。
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ところがボール盤ではドリル側はシッカリ固定されており、対象物もバイス等でシッカリ固定できます。
しかも確実な垂直性が保たれます。
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この結果、穴あけ精度が飛躍的に上がるのです。
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アルミ板に限らず、プリント板に部品のリード線穴を連続的に開けるなどの作業が、素早くできます。
1.5mm より小さい穴をあける時は ANEX 99 などの精密ドリルチャックを使います。
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パッケージ内容
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以下がセットされています。
バイスまで添付されており、オールインワンと言えます。
- 小型ボール盤 DP-2250R
- ドリルチャック
- チャックキー
- バイス
- バイス固定具一式 (ボルト/ナット/ワッシャ)
- 標準工具 (M7六角スパナ/M2六角レンチ)
- 取扱説明書
- 保証書 (180日保証)
- ユーザ登録ハガキ
使ってみました
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まずは組み立て
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本体は既にボール盤の支柱に取り付いており、あとは [ハンドルレバー] [ドリルヘッド] を取り付けるだけで完成しました。
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平バイスは右の写真の外観です。
別箱になっており、必要によりボール盤の台に付けられるようになっています。
とりあえず、物を確認しただけです。
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モータ軸とドリル軸を歯型ベルトで連結しています。
この結果、騒音が抑えられていると思います。
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DP2250R が到着するまで「大きくて重かったらどうしよう。ワイフの冷たい目線が心配。」と思っていましたが、実際は
かなり小型で重さも実測 6.4kg
とどこへでも軽々と持ち運べます。
ホッとしました!!!
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使い方は簡単
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右の写真は後方左から眺めたものです。
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台についているアース金具は使うことがないので外しました。
この写真にはアース金具が写っています。
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緑色の大きなノブは高さ調節です。
プロご用達の卓上ボール盤では、作業台が本体と設置台の間にあって、作業台の位置を調節します。
DP2250R の本体は軽くて小さいため、本体の位置を調節するようになっています。
これが更なる小型化に貢献しています。
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黒色のツマミは回転速度調節です。
感触はオーディオのボリュームの感覚そのもので、連続して回転数を変えられます。
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使い方は、ドリル刃を装着してから電源スイッチ ON とし、穴を開ける対象物に向けて [ハンドルレバー] を下げるだけです。
簡単です。
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使う上での工夫
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我が家の玄関踊り場はかなり広いので、ここでケース加工などやっています。
室内手前なので、終わってからの後片付けも楽です。
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台の仕上げは荒いので、ここに直接アルミ板を載せるとキズが付くかもと思い、木の切れ端を台の上に置き、その上にアルミ板を載せて穴あけしています。
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DP2250R を直接床に置くと低過ぎて作業しにくので、プラスチック製折り畳み踏み台の上に乗せています。
DP2250R の本体は軽いので、この踏み台でも十分安定します。
近くの
D2 ケーヨーデーツー
南越谷店で498円でした。
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ドリル刃は高速回転するので危ないです。
厚めの作業用牛皮手袋をはめて作業しています。
近くの
D2 ケーヨーデーツー
南越谷店で128円でした。
テーパリーマで穴を広げる時や、ハンドニブラで板カットする時も手袋をしていると、手に豆ができませんし、手を怪我することもないです。
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ボール盤で穴あけ中にドリル刃が折れて飛んでくると眼が危ないです。
安全メガネが必須です。
近くの
D2 ケーヨーデーツー
南越谷店で78円でした。
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使って評価
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ドリルヘッドのチャックの精度や全体のガタなどは特に問題ないです。
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昼間に使う分には騒音は問題ないです。
回転数を落とせば夜でも使えそうです。
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使ってみて判ったのですが、DP2250R の回転数可変は電圧か電流を変えて実現しているものと思われます。
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従って、回転数を落とすとトルクが強くなるというプロご用達卓上ボール盤とは違います。
回転数を落とすとトルクも落ちます。
この辺りがプロ機とは違うところですが、私的にはほとんど問題ありません。
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慣れてくると ・・・
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センターポンチング無しで 1.5mm の下穴加工ができるようになりました。
作業時間の短時間化ができました。
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目標の加工精度 1.0mm を超える 0.5mm の精度が出ました。
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金属加工の専門家でない私がホビーで使うには十分な性能です。
買って良かった!!!
仕様その他
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取扱説明書
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仕様は以下です。