SONY ST-S333ESG をゲット!
2006年8月6日、ヤフオクにて
SONY ST-S333ESG
の故障品を4,000円で落札しました。
ST-S333ESG は2台目の入手になります。
到着した状態のまま、状態チェック
-
出品者のコメント
-
同調周波数が -0.1MHz ずれており、ステレオ受信が不安定です。
-
外観
-
外観はかなり綺麗ですが、サイドウッドには結構大きな傷がありました。
-
電源 ON にて確認
-
電源 ON でき、各ボタンやノブは正常に反応します。
-
同調周波数が -0.1MHz ズレており、ステレオ受信し辛いです。
リペア
-
同調周波数が -0.1MHz ズレており、ステレオ受信し辛い
-
[同調周波数ズレ] [ステレオ受信し辛い」の原因は同じです。
FM 同調点がズレているのです。
-
SANYO LA1235
で FM の同調点を検出しています。
-
LA1235 のすぐ近くにある [IFT251] の同調が経年変化でズレていました。
-
[IFT251] を再調整することで直りました。
周波数ズレもステレオ受信の問題も解決しました。
-
やはり製作後10年を越すと、あちこち同調ズレが発生します
-
FM フロントエンドの再調整をやって、感度がグンと上がりました。
-
AM についても AM フロントエンドの再調整をやって、感度が見違えるほど上がりました。
-
サイドウッドには結構大きな傷がある
-
化粧版の剥れがありました。
-
ホワイトボンドを流し込んで、小型金庫を重石にして乾燥させました。
-
乾燥後、はみ出たホワイトボンドを水に浸した布で拭き取り、剥れは完全に直りました。
-
一部、化粧板の欠損もありました。
-
[MORI 木工家具補修マーカー:C7 ダークオーク] で欠損部を同じ色に塗装してからワックスがけしました。
-
パット見、無傷に見えるようになりました。
誤魔化し技術
です。
修理が終わって
-
修理後、サブシステムで使っています。
-
NHK FM で三味線の音を聴いてみたら、すごくリアルでメチャメチャいい音です!!!