audio-technica AT-DSL1 をゲット!
2013年8月13日、S/PDIF メディアコンバータの
audio-technica AT-DSL1
を
HARD-OFF
草加西店で入手しました。
中古で840円でした。
発売開始は1999年10月21日で定価は税抜6,500円です。
S/PDIF OPTICAL<-->COAXIAL 双方向のメディアコンバータです。
購入時は薄汚れてゴム脚が1個欠品していました。
筐体を外し一緒にお風呂に入りゴシゴシ丹念に洗い、4個の脚を一斉交換して新品同様のピカピカに復旧しました。
アルミ筐体が良くてマニアック性を感じます。
70(W)×30(H)×92(D)mm, 155g とコンパクトです。
特に問題なく、良好動作しました!
AT-DSL1 の概要
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S/PDIF の [OPTICAL] [COAXIAL] メディアを相互に変換する装置です。
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コネクタは [OPTICAL-IN] [OPTICAL-OUT] [COAXIAL-IN] [COAXIAL-OUT] を備えています。
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メディア変換は
[OPTICAL-IN] → [OPTICAL-OUT]、[COAXIAL-IN] → [OPTICAL-OUT] の2通りだけで、機能固定です。
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付属 AC アダプタの型式は AD901J です。
トランス式で DC9V 100mA 出力です。
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左側面です。
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[OPTICAL-IN] [OPTICAL-OUT] 端子があります。
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右側面です。
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[COAXIAL-IN] [COAXIAL-OUT] 端子があります。
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[POWER] ランプがあります。
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DC 入力端子があります。
内部基板のチェック
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基板はキチンと作られていますが、ベーク板で片面パターンと高級感はないです。
写真をクリックすると拡大写真が表示できます。
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OPTICAL 端子に GPIF37R1 (受信), GPIF38T2 (送信) を使っています。
これらのデータシートが電網上に見当たらず、同じ素子を使っている
Fostex DS-8 Service Manual
を参考にしました。
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DC9V 端子からの電圧は 78L05 で 5V に定電圧化されます。
従って AC アダプタには定電圧型は必要ないです。
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右は私が独自に調査した AT-DSL1 の回路図です。
回路図をクリックすると pdf 版の大きな回路図を表示できます。
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基板および配線から逆回路化しており、間違って描いている可能性があります。
信じないでください。
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思った通り、シンプルな回路構成です。